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2011年10月02日

EVERNOTE「超」知的生産術

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。


少し前からブログの記事は

「EVERNOTEで下書き、ブログ投稿ページにペースト」
って流れでつらつら更新してってます。


以前はいきなりブログ投稿ページから更新してたんですが
macのOSをアップデートしてから


「更新中にパソコンがフリーズ!!」

って地獄のような状況が何度か続いたんで、
安心自動保存のEVERNOTEを使うことに。


そんなわけで日々、
EVERNOTEに接してるわけですが

あまりの多機能さゆえに


イマイチ使いこなしてないなー、とか

だんだんノートたまってきたけど
どう整理しようかなー


といった
モヤモヤ感がノートブックを開くたびに蓄積。


おし、いっちょ打開しよっ!ってことで


書店で購入したのが
『EVERNOTE「超」知的生産術』。


内容的には
「EVERNOTEを使った知的生産(アウトプット)方法」(そのままやん)

収集した情報を組み合わせたり、自分なりの考えをプラスさせてアウトプットしよう、
そのツールとして(いまんとこ)最良のEVERNOTEの使い方をご紹介って本です。

でもこういった『○○術』と題された本でけっこう多いのが、
著者自身の個性が強くて、マネしてみたものの続かないってパターン。

その点、この本の著者は押しつけがましくなく、

「まずEVERENOTEを使って知的生産を継続してもらおう」
ってとこに主眼がおかれてるんで、

紹介されているTipsも
「EVERNOTEとの連携がスムーズかどうか」

を基準に選択されてて、これからEVERNOTE、使ってみよかなー
と思ってる私のような方には特に有用な本かと思います。


読んでて思い浮かんだのは


「料理」(=アウトプット)


情報=素材で、素材そのものが良ければすこしの調理で
そのままでも食卓に出せるけれど、そんなことはマレ。

なんで、様々な素材を組み合わせるわけですが

当然組み合わせ、調理方法を考えるのは料理人である私。

その際にアタマに浮かんだ素材(情報)を手際よく
並べてくれるのが「EVERNOTE」なのかなぁ、と。

そんなイメージがアタマをよぎりましたよー。

Frank Sinatra - Come Fly With Me (1965)




ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。  
タグ :EVERNOTEweb


Posted by conclave at 23:51Comments(0)

2011年09月26日

グリシャムの児童向け本

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。


今日も懲りずに児童書すげーって話なんですが、

なんとなんと、あのジャン・グリシャムも
児童向け本を出版してたのご存知でしょうか?


ジャン・グリシャムといえば
法廷サスペンスの大御所。


ってことで、
こども向けでも方向性は曲げてません(笑)。

書名も直球
『少年弁護士セオの事件簿』。


Amazonさんの内容紹介。。。
法廷サスペンスの巨匠、
ジョン・グリシャム初の児童書がついに日本にも上陸!
これまでなかったジュニア向けの本格法廷サスペンスとして物語としての面白さはもちろん、
子どもたちのリーガルマインドを育む手助けにもなる画期的な作品です。
舞台はアメリカの静かな街。13歳の少年セオは、弁護士を両親にもち、
自身も弁護士か検事を目指している。
いま、街ではゴルフ場のそばで起きた殺人事件の裁判が話題の的だ。
被告は「推定無罪」という説が有力だが、セオは独自の調査をはじめる・・・。
アメリカ社会が抱えるさまざまな問題も鮮やかに浮かび上がる、グリシャムの意欲作!


すでに海外では結構な人気のようで
満を持しての日本上陸みたいです。

当然買いましたケド(笑)。

まだ積読中ですが、チラ見したかんじでは

法廷での裁判官や検察官、弁護士の位置関係を描いた図が
添付されてたり、陪審員の文字が確認できたりと
アメリカの裁判制度入門書にもなりえるんではといった内容。

てな感じで、
書店を訪問されるかた
くれぐれも「児童書コーナー」見逃し注意!です。


How They Get There ※こちらはよそ見注意!なクリップです。



ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。  


Posted by conclave at 22:02Comments(0)

2011年09月25日

やっぱりオモロイ児童書

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。


以前の記事 でもちらっとご紹介したんですが
「児童書」、やはりあなどれないって話です。


こないだ甥と丸善ジュンク梅田店に行ってきたんですが、
児童書コーナーで甥が手に取ったのは


   『デルトラ・クエスト』


派手な装飾が施された表紙と、『・・・クエスト』の文字に
「なんや、ゲームの攻略本かぁ」と少々がっかりしたんですが


本を開くと、結構な密度で文字がならんでるではありませんか!


甥が読書してる姿をあまりみかけたことがなかったんで
正直「ほんまに読めるんかぁ?」って思いつつ、購入することに。


と、そんな心配をヨソに帰りの電車の中で、一心不乱に『デルトラ』を読む甥。

1、2時間ほどで200ページ近く読破したようです。

ホント、うれしい驚きだったわけですが、
本好きとしてはやはり気になるのは「本の中身」(笑)。

甥がアニメをみてる間に、そろーと読んでみました。


結論。。。


オモロイです(笑)。
大人でもジュウブン楽しめます。


まず展開が早い。
で、ありながらディテールを凝るべきところは手抜きなし!
へたな小説読むよりぜんぜんオモロイですよ(笑)。
やっぱ、児童書、すげー。



でもでも

よく考えると、ゲームとかアニメとか即効性のある娯楽に
なれきってる今の子どもたちに「本を読ませる」って、
すごいハードルが高いこと。

大人に向けて書くより難しいかもしれないっすよねえ。
飽きさせたらその時点でポイ!ですから。



そりゃあ、オモロイはずですね。。。

The White Stripes-The Denial Twist




ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。  
タグ :児童書書店


Posted by conclave at 23:48Comments(0)

2011年09月14日

『腰痛はアタマで治す』

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。

自慢じゃありませんが腰痛持ちです。

といっても、
今までは軽いもんで、ストレッチしたり、マッサージクッション
(クッションの中にもみほぐしマシーンが入ってるアレです)?
でなんとか凌げるレベルだったんですが、
ここ何日かはベッドから起き上がるのも一苦労。。。

こんな時のために買っといた本(いや、積読してただけかも)

『腰痛はアタマで治す』伊藤和磨著(集英社新書)




の出番です。

まだ、ホントにさらーっとしか読んでませんが、

まず、タイトルの由来から。

「・・・・『腰痛はアタマで治す』の「頭」は、
 腰痛をマネージメントする知識と、頭の位置をコントロールすることが
 腰痛を根治する鍵になることを意味しています。・・・・」(p16)

出た、マネージメント(笑)。
でも、良いこと言ってるような気が。
首のコリと腰痛ってなんとなーくつながってる気がしてたんで。

「腰痛は1回の大きな負担によって起こるのではなく、
 長年の不良姿勢と不適切な屈み動作の繰り返しにより、
 腰部の組織に微細なダメージが蓄積した結果」(p14)

だということ。
ふむふむ、この「長年の不良姿勢」ってのがポイントっぽい。


あと、1章「なぜ病院で腰痛が治らないのか」の理由1で
著者は腰痛症のためのガイドラインが普及していないことを指摘。
また予防として姿勢教育にも力を入れるべきと主張されてるように

やはり日頃の姿勢が腰痛予防には重要ってことのようです。

んで、以下
第2章 腰痛のしくみ
第3章 「トリガーポイント」と腰痛
第4章 正しい姿勢の人はいない
第5章 壊れない腰のつくり方
第6章 腰痛防止ー体に優しい作業環境づくり
第7章 腰を守る日常動作
補 章 腰痛にならないためのゴルフ講座

ってな感じで、目次を見て想像するに
この本自体が腰痛ガイドラインのような体裁になってるよう。

いまんとこ、理にかなってて納得しながら読めてます。

著者自身、腰痛が原因で若くしてサッカー選手を引退しているって
点も相まって、説得力を増してるのかも。

そんな感じで、腰痛持ちサンにはなかなか良さげな本かと。


と、散々書いたんですが、この本を探すのにあっちの本のカタマリを、
こっちの箱の中身をって引っかき回してたら、良い運動になったのか

なんか腰の調子が良くなってるんですケド。。。

からだって、よーわからんです。





ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。  
タグ :腰痛


Posted by conclave at 22:39Comments(0)

2011年09月13日

ジュンク堂スマホサイト

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。

こないだジュンク堂書店大阪本店(堂島のほうです)に行ってきました。
あまり時間がなかったんで、目当ての本のみ買うつもりで店内へ。

で、その本に該当するジャンルと思わしき棚に行っても見当たらない。

あらかじめ、大阪本店に在庫はあることだけは頭に入れてきたんですが。。。


こんなときは店員さんに聞くか、店内の検索機械をつかって棚番号を調べるってのが
通常の流れなんですが、店員さん忙しそう&検索機混雑中だったんで、
店内で、iPhoneを使ってジュンク堂をgoogle検索(笑)。
ジュンク堂さんのサイトには各店の在庫&大体の棚の位置が掲載されてます)

んで、検索結果最上段のジュンク堂書店をタップしたら
スマホサイトに入りますか?的なアナウンスが
(けっこう前からオープンしてたみたいです)。

こんな感じです。

トップ画面。





シンプルで良いです。

本の題名を入力して検索ボタンをタップした結果が
下の画面。






本の詳細






すーと下に行くと、各店の在庫状況&大体の棚番号がわかります。






あと、お気に入り店舗を登録しておくと、
こんな感じで検索結果のすぐ下に該当店舗の在庫状況が。これは良い。





今回みたいに、平日の終業時間帯と重なると相当店内も混雑してるんで、
こういうサイトがあると、ジュンク堂さんのような大型書店でピンポイントに
本を買いたい場合に非常に便利ですね。


ほかにもこのサイト、
ランキングがみれたりするんですが

面白いなあと感じたのが
書店員さんの書籍紹介tweet。

芸術担当さんや絵本担当さんなど
各担当さんのおすすめ本tweetが読めるんですが

自分の興味外ジャンルの

タイムラインをサーと眺めると
「へーこんな本でてんねや、オモロそう」って
新たな驚きがあったりします。

たとえば、学習参考書では。。。





『聴くだけ世界史古代~近代へ』今の学生、うらやましー。


あとは、PCサイトやケータイサイトでは利用可能な

在庫のわかる読みたい本リスト

がスマホで利用できるようになれば、本好きには最強かと(笑)。


てな感じで、またまた本屋さんの記事ですが、
ネットをうまく活用して、書店に足を運んでもらおーっていうジュンク堂さんの戦略。
なかなか良い方向に進んでるんではないかと。
地味にうれしいです。





ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。  
タグ :書店iPhone


Posted by conclave at 21:27Comments(0)

2011年09月05日

ネット書店とリアル書店

『双調 平家物語1』 橋本治 

もっとはよ読んどけば良かったー。
まだまだ清盛が登場する気配などないですが、はよ2巻買お。



こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。

以前、旭屋書店本店さんの記事で軽く触れたんですが、
「Honya Club」っていうオンライン書店がリニューアル(?)
されたようです。

大きく変わった点は、
サイトで注文した本をHonya Club加盟店で受け取り可能となったこと。

ちなみに、大阪府内の加盟店は こちら

で、今ならキャンペーンということで、
Honya Clubサイト経由、加盟店受取で書籍等購入した場合、
サイトで使えるポイントが、購入代金に対し1%、
さらに受取店がHonya Club加盟書店(ここがミソ)であれば
その店舗のポイントも付与されるそうです。

なんでたとえば、
Honya Clubサイト経由で一万円の書籍を注文して、
旭屋書店本店さんで受け取った場合、
サイトポイントが100円、旭屋書店本店さんポイントが100円と
合計200円分のポイントがもらえるようです。
(ちなみに、サイトポイントはHonya Club加盟書店用に変換できるようです)

ここで注意を要するのが「Honya Club加盟書店」ってところ。

上に書いた、「大阪府内の加盟店」のうち、
「Honya Clubカードが使えるお店」マークがある書店のみ、
サイトでたまったポイントをリアル書店用に変換して使えたりできるようです。

あーややこしい(笑)。

北摂では数店ですねえ。

私の場合は、「リブロ江坂店」がけっこう近くですが。。。

実質、楽天ブックスなんかの、「コンビニ受取」の書店版といったところでしょうか。

書店で受け取ってもらい、あわよくば店頭でも本を買ってもらおうということでしょう。


ネットとの相乗効果で、リアル書店を盛り上げようという作戦自体は大賛成。
現時点では、さっき書いたような、
サイトとリアル店舗のポイント流用ができるお店が少ない等、
問題もありますが、だんだん進化してって、
とにかく書店に立ち寄ってもらるようになれば
きっと良い変化が起きるんではないかと(おもろい本はたくさんある)。


私の個人的な要望(妄想?)としては。。。

数パーセントのポイントとかはどっちでもいいんで(あれば頂きたいですケド(笑))、

いっそのこと Honya Club加盟店を地域ごとに何ブロックかに分けて、
このブロックのこの加盟店は庭関係の本、この加盟店は宇宙関係、ここは絵本のみ

ってなかんじで、それぞれ加盟店を専門毎に特化させたら面白いのになあって思います。

そんで、その分野のプロに店主になってもらって、
お客のレベルに応じた本をすすめてくれたり、
買った本でわからんかった箇所に答えてくれたりとか(アフターサービス的に)。

で、今話題の本なんかは思い切ってサイトのみの取り扱いにする(笑)。


と、本屋さんの事情は無視して(笑)、妄言をつらつらと書いてみました。


Wendy McNeill - Carnation






ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。  


Posted by conclave at 22:09Comments(0)

2011年09月03日

『からだと心の対話術 』

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ) です。


きのうは男子サッカーの代表戦、
きょうはなでしこジャパンに世界陸上。

で、で、何気に今から楽しみなのが、あまり盛り上がってない(?)
ラグビーワールドカップ(一応、私、ラグビー経験者なんであります) が9日に開幕!
などなどスポーツイベントが目白押しの9月。

それぞれ競技は違えど、 アスリート達の身のこなしに目を奪われる日々です。
と、それを観戦する私のからだは、最近の悪天候のせいで(はい、言い訳です)
運動不足がたたったせいか、おなかの肉がやわらかくなってきたような気が(笑)。

体重はなんとかキープしてるんですが。。。

そんななか、ついさっき読み終えた本です。

近藤良平著『からだと心の対話術』



思えば、からだってふしぎです。

たとえば、目にゴミが入ったとき
アタマで考える前に、
手は勝手に動いて目をごしごししてたり。

かと思えば、アタマでは普通に歩いてるつもりなのに、
つまづいてしまったり。

そんな、制御できてるようで制御できなかったり
便利なようで、不便であったりといった「からだ」。

じぶんの所有物なのに、
わかったようでわからない「からだ」。

著者の近藤さんはこの本のなかで、

まず「からだ」を「道具」におきかえてみることで
客観的に「じぶん」と「からだ」との関係を考えてみようと提案されます。

そう考えると「道具」である以上、ちゃんとお手入れしないと性能は保てない。

でも、そもそも「からだの性能(が良い)」ってどういうこと?

てな感じで話はすすんでいくことに。

そう考えた場合、どうしても
「からだの性能の良さ」=「運動神経の良さ」と考えてしまいがち。

対して、近藤さんは「運動神経」とは別の基準として
「集中してからだをコントロールしながら、慎重にことがらを行う」能力を
「身体能力」と定義した上で、そういった基準も別に存在するよ。と。

そして「身体能力の高さ」もからだの性能として評価されるべきとも。

このあたりの視点、面白いと思いました。

言われてみればそのとおりで、たとえば、
「サッカー選手のからだ」はサッカーをするのにはとびきり適した「道具」ですが、
彫刻を彫るのに適した「道具」とは限らない(その逆もしかり)。

道具(からだ)の評価基準がまったく違うんですよねえ。

で、この本ではモチロン「身体能力」にフォーカスした「からだ」の話
を中心に書かれてるわけです。

その際のキーとなるのが“コミュニケーション”。

話したりメールしたりと、とかく言語に依存しがちなコミュニケーションですが、

「からだひとつでこんなにコミュニケーションってとれんねんや!」ってことが

近藤さん自身の経験や、ワークショップでの成果(参加者はだいたい素人さん)なんかの
あくまで「からだをつかった」具体例でしめしてくれます。
(そのなかで私が特に面白かったのが「自分の遠隔操作」の話。面白いですよー)

そういった説明をつうじて、実は「からだ」と「心」も
密接にコミュニケーションをとってたりすることがわかってきます。

この本、「14歳の世渡り術」ってシリーズの1冊。
なんで対象年齢は「中学生以上、大人まで」。

ゆえに平易な文章で書かれてますが、内容は濃いです。
哲学的な問題をはらんでいる話題もちらほら(考えすぎかもしれませんが)。

と、思ってると、哲学者の鷲田清一さんとの対談が!

鷲田さんも「からだ」についての著作がたくさんおありで
(私が読んだなかで(少ないですが)オススメは
『てつがくを着て、まちを歩こう―ファッション考現学』)
まさに、ぴったりの対談。
このふたりで一冊だしてほしいと思ったくらいです。

さらに、ご丁寧に最後には「コミュニケーションを始める前の準備運動」
が写真付きで掲載してたりと盛りだくさんの内容
(こんど公園で「インディアンの休息」やってみよう)。

そんなこんなで、この本を読んだからといって、マッスルになったり、
足が速くなったりはしませんが、そういった観点とはちがう

「からだ」の可能性をしることで、
やわらかくなりだした、じぶんの「からだ」と対話しようかな
って気持ちになれた一冊であります。良書!






ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


  

Posted by conclave at 23:54Comments(2)

2011年08月30日

おとなも楽しめる児童書

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。

もうちょいで9月。
本格的な読書の秋の前の助走ってことで、
たまには児童書なんかも良いですよ。

ということで、

まずは、『じごくのそうべえ』



あらすじ
それぞれいわくつきで地獄に落ちてしまった
軽業師のそうべえ、山伏のふっかい、歯抜き師のしかい、
医者のちくあんの四人が地獄でひと騒動おこすというお話。

落語にお詳しいかたならご存知でしょうが、
この本のネタ元、桂米朝さんが復興させた上方落語の大ネタ
『地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ』であります。
元ネタは、約1時間ほどのネタでありますが(もちろん超おススメです)、
こちらは当然絵本なんで、40ページほどの分量。

ですがですがー。

コンパクトながらツボをおさえたはります。

四人と巡る地獄はさながらテーマパーク(笑)。

落語にご縁のないかたも、まずこの本ですこしでもクスっとされたら
充分、本チャンの地獄八景もたのしめますよー。



おつぎは、かこさとしさんの『ピラミッド』



こちらの本も48ページと薄いですが、
情報量がハンパないです。

理系の博士号をお持ちのかこさとしさんだけあって、
ピラミッドを建てるにあたって採用された土木技術の数々が
詳細に書かれております。

また、それだけにとどまらず、なぜピラミッドは建てられたのか
当時のエジプトの人たちの宗教観、死生観なんかも説明されてたりして、

ピラミッドを中心に、エジプト文明の概要まで知ることができちゃいます。

この本、小学校中級からとなってますが、

年齢関係なくとにかく、

ピラミッドに興味のある人、
エジプトに行く人、行きたい人、
エジプト文明について知りたい人、
などなど多くの人に手にとって欲しい一冊であります。

ちなみに、ピラミッドといえばあの人。
そう、吉村作治センセイへの謝辞もあとがきにちゃーんと書かれてますよ。


と、まだまだ素晴らしい本があふれている児童書。あなどれません。

Western Spaghetti by PESパソコンの傍らにある付箋紙がバターに見えて来た。やばいやばい。





ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。  
タグ :児童書


Posted by conclave at 23:57Comments(0)

2011年08月19日

個人的梅田書店追記。。




こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。

まだその話題ひっぱるか!
と、言われそうですが、梅田の書店の話をひとつ。

このたび、
私の個人的梅田書店ベスト2を獲得された旭屋書店本店さん

なんと、今年いっぱいで閉店するそうです。。。
(もちろん、他の店舗は営業するようですが)

と、いっても今のビルの老朽化による建替えだそうで、
2015年春に新店舗としてオープンされるみたいですが。

大阪・キタの老舗、旭屋書店本店が営業終了へ 27年に新店舗オープン




今年いっぱい営業したとして、まる3年は本店が休業ということか。

3年て長いですよねえ。

出版業界のシステムそのものが大きく変わってそう。


個人的にはiPadを購入して以来、何冊か電子書籍を購入しましたが、
現時点ではまだ紙の本に軍配があがる点が多いなあという印象です
(特に拾い読みや流し読みなど)。

単に、私の脳が「本を読むという行為=紙の本で読む」
という意識からなかなか抜けきれてないだけかもしれませんケド。

で・す・が。。。

昨日の続きではないですが
Google(Google Books) 、Amazon(Amazon kindle) 、
んでApple(ibooks store)なんかがテクノロジーを駆使して
紙の本に劣る点なんかをクリアしちゃいそうな気がするんですよねえ。

まあ、当然旭屋さんはその点も見越した店舗設計をされると思うんですけど。

紀伊国屋書店さんのKinoppyのように電子書籍にも積極的にうってでるか、
ジュンク堂書店さんのように、あくまで紙の本重視路線で行くのか、
それともそれとも、独自路線で行くのか。
楽しみでもあります。

どちらにせよ、学生時代からお世話になっている本屋さん。
ぜひぜひ、パワーアップして帰ってきてほしいものです。



こちらは毎回パワフルなビョーク。
ミシェル・ゴンドリーとのコンビはやはり最強!
björk: crystalline



ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
  


Posted by conclave at 22:03Comments(0)

2011年08月15日

個人的梅田書店番外編!

こんばんは。conclave(コンクラーヴェ)です。


まだ、盆休みの方も多そうなので(全然関係ない)、
昨日のつづきをすこし。

梅田にはあと2件ほど、大型書店があります。

紀伊国屋書店さん。
それから、
MARUZEN&ジュンク堂書店 梅田店さん。

私の個人的梅田書店ベスト3には、これらの書店はランクインしませんでした。

(たぶんどうでもよい方が多いでしょうが)なぜか?


まず、紀伊国屋書店さんに関してはとにかく、

「混雑しすぎ」につきます。

このことは、経営する側にとってはうほうほでしょうが、
本をゆったり選びたい人にはかなりのウィークポイントかと。


おつぎのMARUZEN&ジュンク堂書店梅田店さん。

オープン時はとても期待してたんですが、
ここ、レジが一階のみなんですよ。
で、入ってすぐにレジ行列を見てしまうんですね。

あれを見てしまうと、
「あー自分も並ばなあかんのかあ、めんどくさー」
ってな気持ちが先行して、
けっきょく「買うのやめとこ」となってしまうわけです。

あと、蔵書が200万冊!らしいんですが、
個人的な印象としてはベスト1位に輝いた本店さんにあって、
梅田店さんにない本が多いような気が・・・。気のせいかなあ?

と、いいつつこのビル(チャスカ茶屋町)の上層階、住居なんです。

ちょっと、いや、かなりうらやましい(笑)。

てな具合で、
上の2つの書店さん、私の個人的梅田書店ベスト3からはずれてしまったわけです。
はずれたところで2書店さんにはなーんの影響もないですが(笑)。

ま、とにもかくにも、
いまの梅田、本好きにはたまらん状態であることには変わんないですね。


Diana Krall - Just The Way You Are




ではでは。
今日もこのへんで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
  
タグ :書店


Posted by conclave at 22:19Comments(0)

2011年08月14日

個人的梅田書店ベスト1

こんばんは。conclave(コンクラーヴェ)です。

ではでは、盆を良いことに
おとといから続いた勝手なランキング。

“個人的梅田書店ベスト1”の発表です!




※wikipediaより

ジュンク堂書店大阪本店さんです!


私の梅田書店めぐりには必須の書店さんです。

理由は、というと・・・。

バランスが良いのですよ。
欠点がほぼない。

では、
良いなあと思う点を。

まず、
①フロアが広く蔵書が充実しているところ

よって、大型書店の醍醐味、回遊がたのしい。
気づくとかごの中によくわからん本が(笑)、ってことも。

で、つぎに
②フロア構成が絶妙なところ

1階はマンガ、2階は新刊・雑誌・実用系・文庫・文芸書など日常に読むもの。
3階は専門書系。

なので、じっくり選びたい専門書系のフロアと混雑しがちな新刊・雑誌等が
バッティングしないのであります。

あと何気に、
新書・選書も3階フロアなので、あまり詳しくない分野の専門書を立ち読みして、
「これはまだ歯が立たないなあ」と思えば、より一般向けの新書・選書にあたってみる。

ってな使い方もできて個人的にはこの点もマルですね。
欲をいえば、美術関係も3階にあればなお良かったのになあ。

③その他もろもろ

併設カフェがあったり(1万円以上の購入でドリンクチケットもらえますよー)、
ジュンク堂お決まりの「座り読みコーナー」には机まで置いてたり、
サービスも充実してます。
1階マンガフロア隣の文具店の品ぞろえがツボを心得てる点(文具好きでもあるので)も大きい。


昨日の旭屋さん、おとといのブックファーストさんの
良いとこを足して、欠点をクリアした印象です。


「梅田の中心地からすこし距離があるのが不満」って声が聞こえてきそうですが、
あくまで私目線ですのであしからず(笑)。

ただ、そのおかげか、時間帯を間違わなければ、
大きな混雑もなく、ゆったり本を選ぶことができるのかなあと。

と、三日つづけておとどけした、個人的梅田書店ベスト3。

まだ盆期間中ということで、すこし補足をまた次回(笑)。



salyu×salyu_ただのともだち_4分割ver.




ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
  
タグ :書店


Posted by conclave at 22:27Comments(0)

2011年08月13日

個人的梅田書店ベスト2

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。

と、いうことで昨日の続きをさっそく。

ではでは、注目の第2位!!





※wikipediaより転載

旭屋書店本店さんです!

いうまでもなく老舗書店さんであります。

こちらは昨日のブックファーストさんとうって変わって
各階をカチッと硬派に分けられている印象。

エスカレーターがのぼりのみしか存在しない点も、
硬派〜(笑)な感じです。


私は購入する本の目的がある程度決まってる場合、
旭屋さんを利用することが多いです。

特に、専門書の品揃えが良く、この点だけでも個人的に高ポイント。
おーこんな本出ててんやと感じること多々。

なので、私の勝手な印象では、amazonさんに近いかも。

購入する本の内容がある程度固まってて、その範囲でいろーんな本に出会える。

こんなところが、けっこう近いかと。

ですが、amazonさんの「この商品を買った人はこんな商品を・・・」では、
紹介され切れてない本がゴロゴロあったりする楽しさは断然上です。
すぐ手にとって読めますしね。


てな感じで、とにかく「まっとうな本屋さん」といった感じの旭屋書店さん。


ブックファーストのようなサービスは・・・あったかなあ(笑)。

あ、ありました。

Honya club ってのがありまして、
そのメンバーになれば本を購入毎にポイントがもらえて、
100ポイント単位でつかえたような(100円引き)。

たしか旭屋さんの本店は購入代金100円毎に1ポイントついたような・・・。
このへんは、気になる方は直接書店にてお確かめくださいませ。

ちなみに、Honya club サイトはhttp://www.honyaclub.com/shop/です。
加盟されているお店であれば、どのお店でも通用するカードのようです。
購入履歴とかも見れますよ。これはけっこう便利。

と、いうことで第2位は頼れるアニキ的存在の旭屋書店さんでした。

では、気になる第1位は・・・次回をお楽しみ?に。

Just one of those things : Ella Fitzgerald




ではでは。
今日もこのへんで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。  
タグ :書店


Posted by conclave at 22:20Comments(0)

2011年08月12日

個人的梅田書店ベスト3

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。


またまた、本のネタですが書店のお話を。


私の地元では、いわゆる地域の本屋さんの廃業が
だいぶ前からすすんでまして、いまでは新刊書店は
独立した形では、一軒だけになりました(そこも駅に併設タイプ)。
そこもほとんどがベストセラー本か雑誌のみ。
まあ、しょうがないです。


なんで、ネット書店に依存する割合が増えておりますが
どうしてもネット書店さんでは、自分の興味に偏りが出たりします。


またリアル書店での思わぬ本との出会いは捨てがたいもの。

そんなこんなで、月に何回かは梅田書店めぐりに繰り出します。

最近の梅田の書店、みなさんもご存じのように、まさに仁義なき戦いの様相です。

こんなに大型書店が乱立して共倒れの危険性はないのかなあとか、
いらぬ心配をしてしまいますけど、本好きにしてはたまらない。


で、今日はそんな梅田の本屋さんの極個人的なベスト3を発表しようかなと。

ま、世間は盆休みなんで、好き勝手に書きますね(笑)。

では、栄えある第3位!




ブックファースト梅田店さん!

ここ、導線が絶妙なんです。

まず1階は雑誌のコーナーと書籍のコーナーが、
分離してるんで入口付近の混雑が少ない。

で、かーるく新刊書→文芸書→文庫→新書と1確認して、2階へ。

2階もレイアウトがうまくて、上がってすぐがいわゆる文系。
んで、間に経済関係(この辺の配置もうまい)があって、いざ理系関係へ。
たまーにイスも空いてて、そんなときは、ここまででかなりの時間が経過。

2階で少々かたまったアタマをほぐすのにもってこいなのが、3階。
写真集、美術関係の書籍が結構充実してて、びしばし脳が刺激されます。
そのなときにタイミングよく併設カフェから、コーヒーの香りが(笑)。

あわてることなかれ、手に抱えた本を清算しましょう。
5千円超えていれば、ドリンク1杯無料券がもらえます。
(ちなみに5千円毎なんで、たとえば、2万円分買えば4枚もらえます。)
眼前の御堂筋を眺めつつ、おいしいコーヒーをいただけます。

他にも、購入金額5千円超で、駐車場割引券をもらえたり、
おなじく、5千円超で配送料無料で送ってくれたりと、

「5千円」がポイントな(笑)ブックファーストさんです。

目の前に駐輪場も整備されてて(2時間超は有料ですが)、
自転車乗りにやさしいところもマル。
※ちなみに梅田周辺の駐輪場の情報は
http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000081516.html

こんな、死角の見えなさそうなブックファースト梅田店さん、
ネックはひとつ。2階の人文関係の書籍の量が・・・。

これさえクリアすれば上位に食い込むポテンシャルは充分あります
(私はナニモノやねん)。店員さんの対応も良いし。

ブックファーストさんのHPは
こちらhttp://www.book1st.net/index.html
欲をいえば、このサイトから在庫がみれればなあ。

と、もうこんなに長くなってしまったんで、つづきは次回に。


Two for the Road : Janet Seidel




ではでは。
今日もこのへんで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

  
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Posted by conclave at 22:05Comments(0)

2011年07月27日

『スカパンの悪だくみ』




こんばんは。conclave(コンクラーヴェ)です。


昨日に引き続き書籍ネタですが、
文庫本って、出版社によってイメージが
違いませんか?

たとえば
ハヤカワは、海外ミステリーやSF、それからサイエンス系のイメージ。
新潮なら、小説はほぼオールマイティに強くて、中にはノンフィクションもあったり。
ちくまはシリーズによって大きく違いますが、全集が強いイメージ、などなど。

では、
岩波文庫のイメージってどんな感じでしょう?

かたくて、ふるくて、近寄りがたいイメージがあるんでしょうか?
書店に行っても、たいてい岩波の棚は空いていますしねえ。
ついでに言うと、地元の書店では岩波文庫自体おいてなかったりします。

それにひきかえ、新潮なんかは割と盛況で、小さい書店でも置いている確率が高い。


うーん、これはイカンということで、そんなイメージを払しょくさせるべく(勝手に)、
かるーく読めそうな岩波文庫を1冊、ご紹介します。


モリエール著 『スカパンの悪だくみ』です。

スカパン・・・そう聞いただけで、興味がわきませんか?
スカパンですよスカパン。
そのあとに悪だくみと続きますから、もう読みたくなるでしょう。

モリエールさんというのは、ご存知の方も多いかと思いますが、フランスの劇作家さん。
17世紀の作家で、古典主義の三大作家とか呼ばれる偉大なかたです。

『スカパンの悪だくみ』は、1671年、つまり340年前に書かれた喜劇のいわば台本。
なんで、登場人物のせりふのみでテンポよく話は進みます。
1、2時間あれば充分読めるのでは。


内容は・・・
親が居ぬ間に息子たちが、恋愛にうつつをぬかし勝手に結婚の約束をしてしまう。
困った息子たちは下僕である、スカパンに助けを乞う。

ってな話で、もっというと、そのうつつを抜かしている相手が実は、
親が息子の結婚相手にしようとしている女だったというオチなんですが、

やはりそこはスカパン。

だてにスカパンを名乗ってはいません。

息子たちの恋愛の成就のためという大義名分にかこつけて、
本来、忠実に従うべきである父親たちをたくみに出しぬきます。
ここぞとばかりに。

この父親たちと、スカパンのやりとりが絶妙で、
このやりとりから当時のフランスでは(も)、
裁判というのがいかに面倒でお金のかかることであったかなど、
知ることができたりもします。


と、つらつらと書きましたが、
あくまで個人的な意見として、
フランス版吉本新喜劇として読んでも、充分楽しめると思います。

スカパン役は・・・・
やはり、今だったら、小藪さんかな?

話もうまいし、なにしろあのうさんくささが(もちろん新喜劇のなかでですが)
スカパンぴったりかと。

できれば、いつもの学ランに長髪すがたでおねがいしたいなあ(笑)。


・・・と、妄想しながら再び本を開くと、本の中のスカパン、
やっぱり、いい加減なことをもっともらしくしゃべっておりました(笑)。


最後に、そんなスカパンの血を引く?
フランスの『レミさんの悪ふざけ』です。


ではでは。
今日もこのへんで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。

  


Posted by conclave at 20:05Comments(2)

2011年07月26日

困ったときのリアル書店




こんばんは。conclave(コンクラーヴェ)です。


amazon等ネット書店をのぞいていますと、
どんな本でも見つかりそうな錯覚に陥りますが、
たまーに在庫がない本があったりします。


特に、私的に顕著に感じるのは岩波文庫の復刊。


岩波文庫は絶版だった文庫をしらーっと、復刊してたりします。


その情報をネット書店のサイトで
気付くことが多いんですが、時すでに遅し。

下のように在庫切れに。



もちろん、岩波書店さんにはなんの落ち度もなく(フォロー)、
ボケーっとしている私が悪いんですが、

それが復刊を望んでた本であった時の悔しさといったら。


そんな時、毎度お世話になっているのが、
ジュンク堂さんと旭屋書店さんです
(別に両書店さんのまわしものではありませんが)。


たとえば上に例示した、
マンの『ブッデンブローク家の人びと』でしたら、

ジュンク堂さんのサイト上で検索した結果はこのように




旭屋書店さんの場合はこんな感じで




店頭での在庫状況の有無(旭屋書店さんの場合は在庫数も)がわかるようになってます。
※いずれも本日の結果


両書店ともに、全国規模ですから、けっこうな確率で在庫があったりします。

※ちなみに、紀伊国屋書店さんのサイトにも在庫表示はあるんですが、
 いかんせん、一店舗ごとの表示なんで、全国の在庫一覧を知ること
 はできません。ここが残念。


で、最寄りの店舗に在庫があればネットで取置き依頼ができます。


ここまででも充分ありがたいんですが、
受取りに行ける範囲の店舗には在庫がなかったりします。

たとえば、名古屋にだけ在庫があった場合等。


ですが、あきらめることなかれ。


最寄り店舗に電話で、
「HPみたら名古屋店に在庫ありと表示されてたんですがー」と伝えると、
確認の結果、他店舗に在庫ありとわかれば、取り寄せてもらえます
(言うまでも無いですが、ジュンク堂さんはジュンク堂さんの店舗同士、
 旭屋書店さんは旭屋書店さんの店舗同士の話ですが)。


しかも、どちらの店舗も、毎回気持ちのいい対応で、
めんどくさそーな印象を受けたことは一度もないです
(重ねて言いますがマワシモノではないです)。


まさしく、困った時のリアル書店であります。


ありがたい話であります。


で、気持ちのいい対応に乗せられて、受取りに行った際、
ぜーんぜん関係のない、雲の本に魅せられて衝動買いしたり。


思うつぼかもしれませんが・・・。



Stacey Kent : What a wonderful world




ではでは。今日もこのへんで。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。




  
タグ :web書店


Posted by conclave at 21:14Comments(0)

2011年07月23日

本好きにオススメサイト

こんばんは。

conclave(コンクラーヴェ)です。

今日は、いくつかの図書館へ、
本を返したり、借りたり行脚をいたしました。

みなさん、ご利用されているかたも多いと思いますが、
最近の図書館、本当に便利になりました。

特に、ネットで蔵書検索〜予約まででき、
メールで取り置きを通知してくれるといった一連の流れは
本当にありがたいです。


さらにこれだけに留まらず、
堺市図書館では蔵書の何冊かが電子化され、
パソコン上で書籍を読めるサービスが始まっているとのこと。

googleはずいぶん前から、
世界中の書籍をweb上で閲覧できるようにと、
着々と書籍をスキャンしているようで
(Wikipediaによると1200万冊以上!すでに電子化済みとか)、
電子化の流れは止められないもかもしれませんねえ。
書くひと、読むひとそれぞれがハッピーになればベストですが・・・。


さてさて、
図書館をご利用されることが多い方におススメのサイトを
今日はご紹介いたします。

「カーリル」というサイトなんですが、
サイトはこちらhttp://calil.jp/


要約しますと、
あらかじめサイト上でふだん使用している図書館を登録しておき、
サイト上の検索窓に書籍名などを入力すると、
その図書館の貸出状況と、Amazonへのリンク、
関連書籍の紹介といった内容が検索結果として表示されます。

たとえば、ピンチョンの『メイスン&ディクスン』を検索すれば



と、こんな感じで表示されます。
で、借りたいなあと思えば図書館名下の、予約ボタンをクリックすれば、
各図書館の予約画面に飛ぶという具合です。

見た目もシンプルで、インターフェイスも軽くて使いやすいので、
すぐ利用できると思います。

また、Gmail等のアカウントを持っていれば、普段利用する図書館を保存したり、
読んだ本、読みたい本なども登録できたりと結構便利です。

iPhoneアプリもありますし、
携帯電話からの利用も可能のようなのでぜひ一度使ってみてください。


私の利用方法としては、
新聞や雑誌、ネットの書評や、出版社サイトなんかから、
面白そうと思った本があった場合、とりあえずこのサイトで検索して、
貸出可であったり、予約が少ない場合は図書館で。
そうでない場合は、本屋を訪れた際、立ち読みして面白そうなら購入。
てな感じです。

以前までは、本屋さんに行ったら財布の許す限り、
良さそうな本は片っ端から買ってたんで、本の占有面積の増加に困ってたんですが、
こういったサイトを活用して、すこし書籍量を減らすことができました。

もちろん、借りた本のなかで「これは」と思う本は、
結局購入することになるので、
買おうか買わまいか悩んでる本
イチバン効果を発揮するかもしれません。



・・・ですが、最近大阪に増えている大型店に行くと今でもキケンです。
この間も、書店でなにげなくコウモリ関連の書籍を手に取ってハマってしまい、
気づいたら購入しておりました・・・。


言い訳がましいかもしれませんが、
コウモリは自ら声を発し、その反響で周りの状況を把握していますが、
その声、高周波なんで人間の耳には聞こえませんが、
なんと電車のガード下の騒音よりも大きな音らしいです!!

人間の耳、鈍感でよかったと思いません?


どうでしょう、こんなトリビア、
書店で読んでしまうともう完全にノックアウトにならないでしょうか?




では、では今日はこのへんで。

みなさんの中のバットマンのジョーカー役ベストは誰でしょうか?
私はやはり、殿下です。



長くなりましたが
最後までよんでいただき
ありがとうございました。
  


Posted by conclave at 22:44Comments(0)