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2011年08月30日

おとなも楽しめる児童書

こんばんは。
conclave(コンクラーヴェ)です。

もうちょいで9月。
本格的な読書の秋の前の助走ってことで、
たまには児童書なんかも良いですよ。

ということで、

まずは、『じごくのそうべえ』
おとなも楽しめる児童書


あらすじ
それぞれいわくつきで地獄に落ちてしまった
軽業師のそうべえ、山伏のふっかい、歯抜き師のしかい、
医者のちくあんの四人が地獄でひと騒動おこすというお話。

落語にお詳しいかたならご存知でしょうが、
この本のネタ元、桂米朝さんが復興させた上方落語の大ネタ
『地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ』であります。
元ネタは、約1時間ほどのネタでありますが(もちろん超おススメです)、
こちらは当然絵本なんで、40ページほどの分量。

ですがですがー。

コンパクトながらツボをおさえたはります。

四人と巡る地獄はさながらテーマパーク(笑)。

落語にご縁のないかたも、まずこの本ですこしでもクスっとされたら
充分、本チャンの地獄八景もたのしめますよー。



おつぎは、かこさとしさんの『ピラミッド』
おとなも楽しめる児童書


こちらの本も48ページと薄いですが、
情報量がハンパないです。

理系の博士号をお持ちのかこさとしさんだけあって、
ピラミッドを建てるにあたって採用された土木技術の数々が
詳細に書かれております。

また、それだけにとどまらず、なぜピラミッドは建てられたのか
当時のエジプトの人たちの宗教観、死生観なんかも説明されてたりして、

ピラミッドを中心に、エジプト文明の概要まで知ることができちゃいます。

この本、小学校中級からとなってますが、

年齢関係なくとにかく、

ピラミッドに興味のある人、
エジプトに行く人、行きたい人、
エジプト文明について知りたい人、
などなど多くの人に手にとって欲しい一冊であります。

ちなみに、ピラミッドといえばあの人。
そう、吉村作治センセイへの謝辞もあとがきにちゃーんと書かれてますよ。


と、まだまだ素晴らしい本があふれている児童書。あなどれません。

Western Spaghetti by PESパソコンの傍らにある付箋紙がバターに見えて来た。やばいやばい。


おとなも楽しめる児童書


ではでは。
最後まで読んでいただき
ありがとうございました。


タグ :児童書

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Posted by conclave at 23:57│Comments(0)
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